失われたコーヒー、まだ誰もその価値を見出していないコーヒーを探し求めて旅してきた。
いつしか人は僕をコーヒーハンターと呼ぶようになった...

コーヒー探訪記

2009年1月 グアテマラ ANACAFE

女性陣との夕食が終わり、部屋に帰ってメールのチェックをしたら、呉の昴珈琲店の細野修平君からメールが入っていた。そう言えば、珈琲問屋の佐藤敦史君と一緒にANACAFE(グアテマラ国立コーヒー生産者協会)主催のコーヒー研修に参加するとこの前会った時に言っていた。ダラス経由で夜グアテマラに着いた知らせと宿泊先も書いてあったが、偶然同じホテルだった。

翌朝部屋に電話したら出なかったので、多分朝食を食べているのだろうと思い階下に降りて行ったら、案の定食事をしていた。

一緒の席に座りグアテマラのコーヒー事情を話したり、彼らが受ける2週間の研修の話を聞いたりしながら食事をした。
僕は、朝食後直ぐに生産者が迎えに来てそのまま産地に入るので、彼らの健闘を祈ってホテルで別れた。
左から東京アライド伊藤さん 細野君 佐藤君 ナイル珈琲の永井さん

グアテマラからエル・サルバドルに移動する日にに産地から戻り、ANACAFEのビリー・ヘンプステッド理事と会う約束をしていたので、約束の時間より少し早かったがANACAFEを訪れた。
PR担当部長のブランカの部屋に顔を出したら、「ホセ、お昼食べたか?」と言うのでまだだよと答えたら、ちょうど日本人研修生を連れてこれからお昼を食べに行くから一緒に行こうと誘われてしまった。ビリーとの約束があることを告げたら、「きっと理事も、ホセが彼らと一緒にお昼を食べて、グアテマラコーヒーの話をしてくれることを望むよ!」と勝手に決めてしまい、ビリーの携帯電話にその旨連絡し了解を取ってアポの時間を変えてしまった。
ブランカと一緒に教室の前で授業が終わるのを待っていたが、ちょうどコーヒー樹の栄養のクラスで肥料の説明をしているのが見えた。結構高度な内容を教えているんだと感心した。
授業が終わって教室の前でブランカと一緒にいる僕を見て、みんな驚いていた。
4人の研修生と、通訳を買って出た伊藤忠エル・サルバドルのスタッフ ホセ・山際さんに、ブランカと僕が加わって近所の洒落たカフェでお昼を食べた。
全般的に結構難しい授業を受けていて、みんなだいぶ疲れていたが、その日の夜からアンティグアで実習があるそうで、すでに心は産地に行っているようだった。
日本のコーヒー関係者が、このように産地に行って勉強することは、仮に短期間でも大変良いことだと思う。ANACAFEは、消費国にこのようなアプローチを積極的に行ってグアテマラコーヒーの啓発活動をしている。日本人グループが終わると、英語のコースが始まり、イギリスから1名とウクライナ人2名が参加申し込みをしているとビリーが言っていた。
ビリーとは、今年のサステイナブル・コーヒーイベントの打ち合わせをして、また世界のどこかで会おうと抱擁して別れ、僕は空港に向かった。 グアテマラ市内から見た夕暮れのアグア火山
 

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