失われたコーヒー、まだ誰もその価値を見出していないコーヒーを探し求めて旅してきた。
いつしか人は僕をコーヒーハンターと呼ぶようになった...

コーヒー探訪記

2009年6月2日 グアテマラ

昨日成田をJAL便で発ちロサンゼルスに立ち寄り、夜間飛行で今朝グアテマラに着きました。
ロスでは、幼稚園からの親友蒲原君が出迎えてくれて、夜も彼の家族と一緒に夕食を食べて空港に向かいました。彼は、日本の大手ワサビメーカーの初代駐在員として25年前にロスに着任し、事務所開きから初めてその後全米を駆け巡ってワサビを広めた男です。
ようやく日本食が、少しずつ広まり始めた頃の話ですから、まあ言わばアメリカのワサビ屋の元祖みたいなものです。
義理堅い彼は、僕がロス経由で中南米を訪れると、必ず空港に迎えに来てくれます。4歳から友達ですからもう50年近い付き合いになります。

グアテマラは、既に雨季に入っていました。去年は、雨季に雨が降らず、降らなくても良い開花前の3月に大雨が降り、9月と11月には冷害に襲われて今年の収穫は激減しています。アンティグアで40%以上の減産ですし、北部のサンマルコス地区では60%以上失ってしまいました。
今年のコーヒー産業は世界的に減産が予想されます。
グアテマラの不作は業界内部でしか知られていませんが、コロンビアの減産のニュースは、日本でも流れています。コロンビアの減産は、以前から予想されていました。というのもコロンビアでは国策として、古い樹や生産性の悪い畑の植替えと、管理の悪い樹のカットバック(剪定して新しい主幹を出して若返りをさせる)を、4年計画で大掛かりにしているからです。このプロジェクトが終わると、年間1,700万袋への増産が期待されており、生産量世界第2位のベトナムを抜くのが彼らの目標です。しかし今回の大不作は天候不順に見舞われたための想定外もので、予想以上の減産になってしまいました。
今日は、ブラジルで霜がおりそうなニュースが流れた為に相場は急騰しています。

サン・セバスティアン農園のオーナーであるエストゥワルド・ファジャが、グアテマラ空港に迎えに来てくれ、市内の彼の事務所に行きました。コーヒーで一服してから、彼が用意してくれていた数種類のコーヒーのカッピングを済ませて昼前に農園に向かいました。
サン・セバスティアン農園が位置するアンティグアは、市内から1時間余りですが、時差ぼけと夜間飛行で強烈な睡魔に襲われて、気付いたら農園に着いていました。
午後作業をして夜は、早めの夕食を食べて山荘の自分の部屋で早めに寝てしまいました。

山荘1.jpg   山荘2.jpg

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