
2か月半振りのマダガスカルだ。9月は、まだ冬の終わりだからと長袖を持ってきたのに、首都アンタタナリブに着いた時には、あまりの温かさに驚いた。迎えに来てくれた親友のアレキシスも、今年は冬が短かったと言っていた。
今回の出張は、大変だった。東京での仕事がとても忙しかったが、マダガスカルの「コングスタ」プロジェクトからどうしてもこの時期に来て欲しいと依頼があり、なんとかやりくりして8日間の時間を作った。
半年前から頼まれていた大阪で行われた全国大学連合会 特別公開講座での講演を済ませ、慌てて伊丹空港行きのモノレールに乗り、そこから羽田空港経由で成田に向かった。生憎伊丹から成田への直行便がない時間帯だったし、関空から出ることも考えたがどこを経由してもマダガスカルに行ける便がなかった。予定通り行けば、羽田からリムジンバスに乗って、午後9時55分成田発のパリ行きに十分間に合う予定を組んだはずだったが、伊丹発の便が1時間遅れて出発した為に、エールフランスのチェックイン・カウンターに辿り着いた時には、ちょうど最終受付のアナウンスをしていて乗客は僕一人だった。よかった!何とか間に合った!!
パリまでの13時間のフライトは、このところの疲れが溜まっていたので、離陸したのも知らずにほとんど熟睡状態だった。翌朝4時にシャルル・ドゴール空港に到着したが、マダガスカルの首都アンタナナリブ行きの出発まで6時間もある。どうして時間を潰そうか悩んでいる時、スタッフから絶対28日までに終わらせてメールで送ってくれと何度も念を押された原稿を、機内で書きあげる予定だったのを思い出し、あわてて必死に書いたので乗り継ぎ時間もそれほど苦にならなかった。しかしこれからまだ11時間も飛行機に乗らなくてはならない。
エールフランス便は、地中海を超えて北アフリカに入り、そこからキリマンジャロを目指し途中で進路を変えてケニアのナイロビ上空を飛んでインド洋に抜ける。
アフリカ大陸に沿って南下し、モザンビーク海峡手前からやや東に進路を変えてマダガスカル島に向かった。もう少しだ。午前10時にパリを出た飛行機が、アンタナナリブに着いたのは午後10時だった。パリとは1時間、日本とは6時間の時差がある。だから日本は、28日(日)の午前4時。講演を終え伊丹空港に着いたのが26日(金)の午後5時だったから、35時間掛かった。さすがに疲れた。もう寝よう。
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