失われたコーヒー、まだ誰もその価値を見出していないコーヒーを探し求めて旅してきた。
いつしか人は僕をコーヒーハンターと呼ぶようになった...

コーヒー探訪記

2008年10月 自家焙煎店発見!

海岸の町マハヌルに立ち寄った。町中を車でゆっくり走っていると、食堂とは趣が違う屋台があり、裏で男性が木槌で臼を突いている。よく見ると屋台のテーブルの上には、コーヒーカップが並べてある。まさかコーヒーショップ!?と思い、運転手に車を止めてもらい中に入って行った。やはり思った通りだった。臼の中は、焙煎したコーヒー豆で粉砕作業の真っ最中だった。そして別の小屋では、焙煎と抽出をしていた。

マダガスカルで初めてみる自家焙煎店。嬉しくなってしまい、屋台の椅子に座り早速注文。おばさんに質問しまくり教えてもらったのが、マダガスカル式ドリッパーだ。kitapo café(キタプ カフェ)と呼ばれる器具で、kitapoは袋という意味だそうだ。penjyという水辺で育つ植物の葉を干して編んだ籠の中に、フィルター代わりの綿が縫い付けてある。これだけ何回もマダガスカルに来ているのに、今まで気付かなかった自分が情けなかったし、特有のコーヒー文化が残っていることが嬉しかった。

マダガスカルの自家焙煎店焙煎粉砕

同行していたアレキシスが、「ジョセ、よく判ったね。ここが自家焙煎店だって!」と驚いた。アレキシス曰く、マダガスカルで始めた見た自家焙煎店だそうだ。しかもこのkitapoは、以前は家庭でコーヒーを淹れる時に使っていてどこにでも売っていたが、最近は首都のアンタナナリブでは見なくなったと言っていた。

おばさんの淹れてくれたコーヒーは、100%ロブスタの深煎りで、ガツンと来る強烈な味だった。一緒に売っている甘い甘いお菓子には、きっと合うのだろう。

抽出

翌朝ホテルで朝食を食べに食堂に行ったら、ちょうどアレキシスが外から戻ってきた所だった。手には、大小のkitapo caféを持っている。僕の為に朝早く市場を回って探して買って来てくれたのだ。大が300アリアリ(約25円)、小が200アリアリ(約17円)。でも探すのに苦労したと言っていた。ありがとうアレキシス!

大小のマダガスカル ドリッパー

 

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