
コーヒーの香りは知っていても、焙煎する前の生豆の匂いは、一般の人々には馴染みがないと思う。最近では、業界の人間でも焙煎工場と営業がはっきり分業になってしまった大手では、生豆を見たことない社員もいて驚いてしまう。
生豆はとてもあの芳しいコーヒーとは思えない、とても言葉では説明できない匂いだ。決して耐えられないほど臭いというほどではないが、実際嗅いでみたらそのギャップに驚くだろう。しかし僕にとって生豆の匂いは、子供時代を思い出させてくれる懐かしい香りだ。
倉庫の麻袋は、そこに書いてある意味不明の文字とデザインが、僕を知らない世界に誘ってくれた。それぞれ違う言語で書かれた麻袋に、違う味のコーヒーが入っていて、それを父が毎日焙煎しお客さんが買って行く。静岡の町に世界中から届くコーヒー!いつかそのコーヒーをつくっている国を訪れてみたいと夢はふくらんだ。
メールアドレスをご登録頂きますと、今後、コーヒーハンター「ホセ川島」より、活動に関するニュースレターをお送りさせて頂きます。